抹茶三号を構成する42枚を紹介する①

#私を構成する42枚 というタグがTwitterで少し前に流行っていた。その時に選出した自分なりの42枚について、1枚づつコメントしてみる記事。

 

 

選出にあたっての自己ルール

・1アーティストから2枚以上選出するのは禁止

・ベスト盤NG

・ライブ盤はOK

 

全6回に分けて紹介、1記事につき7枚紹介する形式になる予定。

 

 


ゆらゆら帝国 / 3x3x3

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自分がギターを弾き始めたきっかけは坂本慎太郎が気持ちよさそうにギターを弾いていたのをYoutubeで見たことだった。そういうわけでゆらゆら帝国は1番にもってきてしまう。シンプルなギターリフで突っ走っていく初期のスタイルには相当な影響を受けていることもあり、今回はメジャー1st 「3x3x3」を選出。このアルバムは全体を通してうるさすぎるのが最高。

 

村八分 / ライブ

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観客に対して「うるせー!!!!!!!!!!!!」と返してから始まる1曲目「あッ!!」だけでご飯3杯いけてしまう。チャー坊の強烈なダミ声とTHE ロックンロールの山口富士夫のギターが最強。サウンド面でもアルバム名通り「ライブ」感があって好きだ。ドラムがあんまり上手くないのも原始の初期衝動が感じられて良い。好きすぎてオリジナルのレコード(ELEC盤)を所有。盤の状態が悪く、「ねたのよい」で音飛びするのが悲しい。

 

嘘つきバービー / 問題のセカンド

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自分をロックという名の音楽沼に引きずり込んだバンド。メジャーデビュー後の1st「二二二二」も良いが、インディーズ時代のこのアルバム時点で完成しているのがすごい。やっぱりギタリストとしては全体を通してギターリフワークが秀逸でしびれる。リリースから10年以上経っても古びない、岩さんによる唯一無二の世界観に感服します。

 

ドレスコーズ / the dresscodes

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初めて自分をライブハウスという場所に連れて行ってくれたバンドでありアルバム。広島ナミキジャンクションで見た1954ツアーは山口県の片田舎に住む少年の耳を破壊し、その時間を一生の宝物とした。内容については申し分なく、私からは「ずっとこの4人で続けてほしかった」、としか言えない。2nd「バンド・デシネ」も愛してるが、一枚選ぶならこっちかな。

 

銀杏BOYZ / 君と僕の第三次世界大戦的恋愛革命

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同時発売のアルバム「DOOR」を先に聴き、序盤の強烈さで銀杏BOYZに拒絶反応を起こしてしまった自分。そこから数年後、再挑戦のチャンスを自分に与えてくれたアルバム。ゴイステからの再録が多いがどれもゴイステ版よりも個人的には好みで、銀杏BOYZ沼にハマるきっかけとなった。そういえば、高校時代に学園祭で「SKOOL KILL」をコピーして演奏した時の映像を最近になって見返したのだが、めちゃくちゃにスベっていてすごかった。でも美しかった。

 

GOING STEADY / BOYS & GIRLS

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ちょっとチープかつ荒々しいサウンドが正にパンク、パンク!初期衝動!高校の通学時によく聴いて憂鬱な朝のテンションを無理やり上げていたな。勢いの良い「DON'T TRUST~」から始まって中盤の「FRIENDS (ENDLESS SUMMER)」でゆったりしつつ、終盤の「STAND BY ME」でしんみりからの爆発って感じのバランスも良くて聴きやすく、お気に入りの一枚。

 

毛皮のマリーズ / Gloomy

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ひねりにひねられた歌詞が当時恋をこじらせていた中学生の自分に強烈なインパクトを与えた罪深き一枚。ビートルズを筆頭とするオマージュ地獄もその後の音楽遍歴に多大な影響を与えたように思う。パクリだ何だ言う人もいるかもだけどコンセプトアルバムとしての完成度は高いよなあ。なお、この盤に限らずインディーズ期のマリーズはどれも最高だと思っているので全てレコードで所有。

 

 

 

「抹茶三号を構成する42枚を紹介する②」へ続く!