デザインフェスタvol.58に行ってきましたよ その1

なんだかんだ東京ビッグサイトを訪れるのは人生で初めてだったのでドキドキした。

初めて実際に見たビッグサイト。その印象は修学旅行の時に見た東大寺と似ていた。


でかい。こんなにでかくていいのか。

 

同時に「ビッグサイト」という名前をつけた人は偉いと思った。「この建造物はかなり大きくなるだろうな」「なんという名前にしましょうか」「東京ビッグサイトというのはどうだろう」「そのまんまじゃないですか!!!もっと凝った名前にしましょうよ!東京ガーディアンオブギャラクシーとか」「いや、ビッグサイトだ」そんな会話があったかもしれない。シンプルに語る美しさがそこにあった。

 

中に入ると人がたくさんいて体調が悪化する。この日の2日前ぐらいから体調がすぐれず、前日に訪れた文学フリマも「こんなに人いるの」と面食らって眩暈がした。

しかし流石ビッグサイト、その比ではない。空間がでかすぎでステージの音響もぐわんぐわんなってるし、ああ自分はお祭りにやってきたんだ、体調が悪いのにもかかわらずと強く実感した。

 

到着したらば出展をぐるっとみつつ、自分の在籍しているバンド「戦士恥部」のボーカル、po偽さん(@555POGI555)のブースへ向かう。

po偽さんの作品は華やかかつポップで好きだ。派手めな色彩と殴り書きされるアジテーション的メッセージがこちらにナイフを向けているような暴力性を感じさせてくれる一方で、絵柄自体のポップさがそれを見る側にギャップと受け入れやすさをあ得g;おjfAOLWEjぴksふぉjんまえfけあんgmぁ;がああああああああああああああああああああああ

つまらない評論になる前に自分の文章を破壊しておきました。

 

とにもかくにも、一緒にバンドを組む仲間として出会った人の作品が自分の感性にフィットするということは、ラッキーでとても幸せなことだと思う。

 

以前学祭でお会いした時に頼みたいと思っていた、似顔絵制作を今回は依頼させてもらい、一旦po偽さんと別れる。その後は一人でぐるぐる見て回って出店のチャイラテを飲んだ。チャイの写真無し。

 

 

 

2Fに行くと福留茜さんのライブペイント作品が完成していた。特大サイズのキャンバスで大迫力、強烈な色彩とメッセージは実際に多くの人の目を惹きつけていた。

福留茜さんはかつてゆとりガールという名義で活動されていて、当時中学生だった自分はその頃からインターネットで絵を見ていたのだがいつのまにか自分のアンテナの範囲外になってしまっていた。約10年経ってから、こういう形で生の絵を見る機会に出会ったというのはなんだかドラマチックな気がする。福留さんの表現方法が今と昔で大きく変わっていないことも、過去と現在を確実につないでいるその実感をもたらしてくれているような気も、する。

そういえば当時は今よりもダークで病んでる表現家が多かったような気がするけど、単に自分がそういう人ばかり見ていただけなのかな。廃いゆー子さんとか、今何してるんだろう。

 

上述のようにライブペイント自体は終了していたのだけれど、[描いている途中に話しかけたら殺す]と書かれているのを見た人が「今は話しかけていいんだね~」と言っていたのがなんとなく可笑しかった。

今回のデザフェスは食中毒者が出たらしいが、どうやら死人は出なかったみたいなのでみんなちゃんと黙って制作の様子を見ていたんだろうな。

 

 

書くの疲れたのでその2へつづきます^.^