ロックバンド GOING STEADYと銀杏BOYZ。
どちらも峯田和伸をフロントマンとした伝説的なロックバンドですが、一部楽曲には他アーティスト作品のオマージュがちりばめられています。それこそ、人によっては単なるパクリと感じられてしまう程度には……(まあ毛皮のマリーズよりはマシですけど)
本記事ではインターネットの情報、身の回りのファンの知見、個人的に気づいたものを基に、楽曲の元ネタを可能な限りまとめました。
性質上、どうしても個人的な主観が入ってしまいますが、できる限り客観的に似ているかどうかを判断したつもりです。
これもあるよ!等あればX(Twitter)DMからお問い合わせください。
なお、再録曲が多いバンドである(バンド間を跨いでの再録も多い)ため、いちいちアルバム収録曲ごとに元ネタを書いていると非常に見づらくなってしまいます。
よって再録に伴うアレンジ部分に元ネタがある場合を除き、基本初出のアルバム下に掲載していますのでご注意ください。
(例:楽曲「BABYBABY」はGOING STEADY「さくらの唄」、銀杏BOYZ「君と僕の~」どちらにも収録されていますが、本記事では「さくらの唄」下にのみ掲載)
GOINGSTEADY
BOYS&GIRLS
「DON'T TRUST OVER THIRTY」タイトル:ムーンライダーズのアルバム「DON'T TRUST OVER THIRTY」
「THE BRIDGE」Aメロ:アン・ルイス / グッバイ・マイ・ラブ
さくらの唄
「BABY BABY」 サビ部分コード進行:Hi-STANDARD / My First Kiss
HOLiDAYS & GOING STEADY
「駆け抜けて性春」Aメロ:H2O / 想い出がいっぱい
その他
GOING STEADYというバンド名:Buzzcocksのシングル集「Singles Going Steady」
銀杏BOYZ
DOOR
「日本発狂」:D.F.I. / Daddy Never Understood
「援助交際」のアウトロ:The Jam / In The City
「あの娘は綾波レイが好き」ベースリフ:奇形児 / 迷信 ??
君と僕の第三次世界大戦
「SKOOL KILL」という曲名:神戸連続児童殺傷事件の被告(通称・酒鬼薔薇聖斗)の声明文の一節
「あの娘に1ミリでもちょっかいかけたら殺す」サビ部分:あぶらだこ / エルサレムの屈辱
「童貞フォーク少年、高円寺にて爆死寸前」ギターリフ:Green Day / 2000 Light Years Away
光の中に立っていてね
「愛してるってゆってよね」の「Pick it up 」部分:Operation Ivy / officer
「I DON'T WANNA DIE FOREVER」序盤のSE(ブィィィィーン):Euromasters / Alles Naar de Klote
「I DON'T WANNA DIE FOREVER」序盤のSE(イェエ〜エエイ):Ultra Violence / Psycho Drama
「ぽあだむ」:フリッパーズ・ギターの後期オマージュ
「僕たちは世界を変えることができない」:The Jesus And Mary Chain / Darklands
BEACH
「まだ見ぬ明日に」序盤のドラム:Q and Not U / Hooray for Humans
その他
「円光」のアウトロ:The Clash / Lost In the Supermarket
あなたも元ネタ探しの旅へ
峯田和伸は自身のブログにて、毎回「おやすみBGM」を最後に紹介していました。
それらをまとめた下記リストが元ネタを探す際に参考になるのではないかと思われます(聴いているのが確実=楽曲の元ネタになる可能性が高い)。実際ここで確信を得ている楽曲も多数存在します。
公式サイトに掲載されている「レコーディング追いこみ~終了期に峯田和伸を突き動かし、奮い立たせたヒト、モノ、コト!!」も参考になるかもしれません!
記事作成協力者:猫の角
毛皮のマリーズの元ネタ集もあるのでどうぞ。